合同研修会(主催:大阪知的障害児者生活サポート協会・大阪知的障害者福祉協会)令和6年9月27日(金)に開催しました。
令和6年9月27日(金)にホテルアウィーナ大阪にて、 大阪知的障害児者生活サポート協会と大阪知的障害者福祉協会が、合同で「権利擁護・虐待防止」をテーマに職員対象の研修会を開催しました。
研修内容 <1部> 講演 テーマ 『虐待防止体制の整備について ~虐待防止とは「いい支援をすること」「良いチームワークを作る」~ 』 講師 平野 貴久 氏(北摂杉の子会 常務理事・権利擁護虐待員会 担当理事及び地域生活支援部統括部長)
パワーポイントを使った講演では、虐待防止法の概要、虐待通報事案、令和6年度の法改正と身体拘束の適正化、具体的な虐待防止体制の整備と運用、利用者の意思決定、より良い支援を目指すための人材育成についてなど、分かりやすく説明していただき、会場の皆さんも熱心にメモをとりながら聞き入っておられました。
<2部> 実践報告 日頃から虐待防止に取り組んでおられる3事業所「クオーレ(グループホーム)、第2ここの家(就労継続支援B型)、三島の郷(障がい者支援施設)」より、パワーポイントを使い、支援現場からの実践事例を発表していただきました。その後、シンポジウムで活発な意見交換が行われました。
虐待防止は、「支援を良くしていくこと」、「虐待は個人の問題ではなく、チームの問題として、チームで取り組むこと」「研修」等を通じて、支援の質を向上させるためにスキルアップを図り、事業所としての権利擁護の基本理念を持つことが有効である。「スタッフ間の豊かなコミュニケーション」と「働きがいのあるチーム、働きがいのある組織」を目指していくことが大切である。」との話が印象に残りました。
ご講演いただいた平野様をはじめ、実践発表をしていただいた各事業所の皆様、ご参加いただいた皆様に改めてお礼申し上げます。