一般社団法人 大阪知的障害児生活サポート協会 ~設立10周年記念式典・講演会を開催しました~
平成30年12月6日(木)に、大阪市天王寺区のホテルアウィーナ大阪にて、一般社団法人 大阪知的障害児者生活サポート協会の設立10周年記念式典・講演会を開催しました。 第1部として初めに、主催者を代表して安本伊佐子理事長より、式辞として来賓をはじめ関係者に向けて設立10周年の感謝の意を表しました。続いて、加藤正仁氏(一般社団法人 全国知的障害児者生活サポート協会 理事長)、片山敦氏(AIG損害保険株式会社 執行役員)、松上利男氏(一般社団法人 大阪知的障害者福祉協会 会長)の順に来賓祝辞をいただきました。
その後、当大阪生活サポート協会設立等に多大なる貢献をしていただいた、梶間道夫氏(元おおさか福祉互助会 理事長)と、松山茂樹氏(ジェイアイシーウエスト株式会社 取締役)の両氏に対して感謝状の贈呈が行われました。
また引き続き、当大阪生活サポート協会のホームページの「作品コーナー」に応募していただいた多くの作品の中から、10名の作品が選ばれ、当日会場にてご本人、代理の方に出席いただき、受賞作品の映像による披露と、一人ひとりに安本理事長より表彰状と記念品の授与が行われました。皆さん改まった会場の雰囲気にも、物応じせず堂々とスポットライトを浴びている顔はどこか誇らしげだったのが印象的でした。
作品一覧はこちらをクリックして下さい。→受賞作品一覧
その後、昨年ご家族・支部(施設等)に実施したアンケート調査結果(速報)について、当大阪生活サポート協会の事業運営委員の大崎年史氏が報告しました。当日速報版の冊子を出席者に配布しています。
記念講演会として、元厚生省障害福祉課長、元宮城県知事で現神奈川大学特別招聘教授の浅野史郎氏に「グループホーム30年の歩みと障害者福祉の今」と題しご講演をいただき、グループホームが制度化されるプロセスにおける氏の熱き思いとご苦労を直接拝聴することが出来ました。最後に、大阪生活サポート協会10周年に対し、さらなる発展と福祉関係者への大きな期待を述べられ、記念式典・講演会は無事閉会となりました。
第2部の交流会では、福祉関係者の皆様と、交流と情報交換をさせていただくとともに、浅野氏にもご出席いただき講演会では聞くことの出来なかった貴重なお話も聞くことができ、会場は和気あいあいとした雰囲気のもと盛会裏のうちに終了しました。
この10周年の節目を、当大阪生活サポート協会の今後の事業のありようを考える機会として、さらなる事業の充実・発展に励んでいきたいと考えています。会員の皆さんをはじめ、関係機関の皆さんのさらなるご指導、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。